テイクアウトは軽減税率の対象
テイクアウトを利用することは贅沢だという感覚があるかもしれません。
確かに、一昔前にはそのような価値観があり、今の40代以上の人は現在もそう思っている可能性があります。
しかし、消費税率が変更された令和の時代には、むしろテイクアウトする方がお得なのです。
テイクアウトは軽減税率の対象になっており消費税は8%になっています。
もし店内で食事をしたのなら、消費税は10%になるので実は割高なのです。
同じ料理を食べるならテイクアウトした方が節約になる事実をしっかりと認識しましょう。
軽減税率とは?
2019年に消費税は8%から10%に増税されています。
この時、生活に必要な品物の税率はアップせず、8%に据え置きすると発表していました。
軽減税率に該当するのは食べ物や飲み物で、生きて行くのに欠かせないものが消費税8%に据え置きされています。
そして注目したいのが、テイクアウトの料理も軽減税率の対象に含まれていることです。
つまりテイクアウトした料理などは消費税が8%で済むのです。
ちなみに、店内で同じ料理を食べた場合は軽減税率の対象には含まれません。
そのため消費税は10%になるので、テイクアウトに比べて損するのです。
テイクアウトは節約になる
仮に、1,000円の料理を注目するとしましょう。
店内で食べた場合は消費税が10%なので1,100円になります。
一方で、同じ料理をテイクアウトした場合は消費税が8%なので、1,080円と20円安く購入できます。
たった20円と思うかもしれませんが、これが毎日1年間続けば年間で20円×365日で7,300円の節約が実現するでしょう。
家族でテイクアウトを利用した場合は、もっと金額が高くなるので節約の金額も増えます。
軽減税率を意識すれば年間でまとまったお金を貯金に回せるかもしれません。
外食するのではなく、テイクアウトに切り替えれば節約になるので覚えておきましょう。
デリバリーは少し違うので注意
テイクアウトはお店まで料理を買いに行って、それを持ち帰ることを言います。
デリバリーは、自宅や会社などの場所まで配達員に届けてもらうことです。
この違いを踏まえた上で説明しますが、まずデリバリーは軽減税率の対象に含まれます。
ピザやラーメンをデリバリーで注文したら消費税は8%で良いのです。
しかし、デリバリーには送料が必要になることが多いです。
それを考慮しておかないと、節約という観点からはデリバリーは割高になってしまうでしょう。
節約を強く意識するならテイクアウト、美味しい料理を重視するならデリバリーでもテイクアウトでも良い、という形になります。
ややこしいので頭が痛い人も居るかもしれませんが、テイクアウトは消費税8%でお得と覚えておきましょう。